村木

女性キャラクターが振り向く姿。

音楽が鳴り始めるのは朝日ではなく夕日だ。

女性が片付ける理由を問う。

女性が独白するモノクロの漫画。

その時自分はどうすればよかったのか。

それは経験した人間だけが考えることだと思っています。正解はないけど、自分の中の答えはある。

そんな状態が理想です。

濡れた服を持つ女性。

シャツが濡れて肌にはりつく、って画題は描きがいがあって楽しいんだけど、つい描きこみすぎてぐちゃぐちゃになってしまう。

そういうところを高校生の間に学習しておくべきだった。「あの時ああしていれば」

遊び半分で生きてこれたし、大きな人生自体には後悔もあまりないけれど、細かいところは無限に出てくる。

女性が本音について考える漫画。

男女が話し合っているシーン

暗い背景に独白する人物。

感情表現が難しい二人の対話

こういった「自分たちだけの空気感」は他人から見たらひどく醜く滑稽なもので。

その醜く滑稽な自分たちに気が付かないという時点でそれは繊細でもなんでもなく、図々しい印象として受け取られるのです。

だから段々誰もが自分を見せなくなり、つまらない世界になっていくのは現実と同じです。

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女性が一人、ベンチに座る。

村木に登場する音楽教室は、ちゃんとした建物じゃなく、プレハブ掘っ立て小屋の2階でした。何畳くらいだろう。グランドピアノとアップライト、電子ピアノがあって2、3入るのが限界みたいな狭小スペースでした。

夏暑く、冬寒い、そんな劣悪な環境だから逆に秘密の隠れ家みたいな意識も芽生えたんだと思います。