ぴくちゃん

アウトサイダーアートへの興味。

絵を描く男性と驚く女性の漫画

汗をかいたキャラクターの対話

受け取り方によっては馬鹿にしているようにも見えますが、わたくしがぴくちゃんを心の底で羨ましがっていたのは当時の日記からも明らかです。

わたくしはそれほど、常識に縛られてその外にはみ出すことのできない自分に幻滅していたのです。

ピンク髪の女性と男の会話。

動揺する女性と会話シーン。

記憶喪失や統合失調など、様々な脳の病を見るたびに、一体しあわせとは本人にとってどうなることなのか、深く考えざるを得ません。

猫耳の少女が驚いている。

統合失調症は当時は分裂病と呼ばれ、僕もその名前で覚えています。ぴくちゃんも時々頭の中にもやがかかって強い不安に襲われるようなことはよくありました。

一つよく覚えているのが、窓が日差しが入ってきた時に出来た自分の影に怯えるんですよね。闇に引きずり込もうとする悪か魔物かに見えていたのかもしれません。

ぴくちゃんには何が見えていたんだろう。僕は人には一体この世界がどう見えているのか、それがとても気になる大学生でした。

猫耳の少女、驚いた表情。

この絵はフィクションですが、ぴくちゃんは頭の中が混乱してくるとヒモや包帯のようなものでぐるぐる巻きになりたがる、用具入れや箱のようなものに隠れたがる、という行動をしました。

自分を追ってくるなにかから逃げたかったんだと思います。

緊張した表情の猫耳の少女。

筋肉少女帯のアルバム「UFOと恋人」(1993)の中の「くるくる少女」に”彼からの電波受信機がある”という歌詞がある。

僕たちが「電波」「電波系」と呼んでいたあれは、UFOに由来しているんだろうか。

僕には確かに電波を受信しているように見えた。恐ろしくもあり、憧れでもあった。

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