ドキドキ

「感じの悪い子が実は優しくて明るい子だった」よりも 「明るくて優しげな子が実は湿った暗い子だった」の方が 僕には魅力的に映りましたけど。

前者は「不良がばあさん助けたらみんな大感動」的でいやだ。

検索してみてみましょう。

大体このくらいの絵だと一枚2時間くらいかけて描いています。 クリスマスだからというわけではないですが、 下書きからの制作過程を動画にしてみました。

そういうメイキングみたいなの大嫌いだったんですが、 見てみたら面白かったです。

形がとにかくとれないんです。 それがよくわかりました。

ムロイはいつも他人の顔色ばかり伺う様子を隠さないので 僕自身の中にある「他人に媚びる自分」を刺激し 一緒にいると段々イライラしてつい邪険にしたり、 キツイことを言って泣かせてしまったりしました。

彼女は元々絵など描きたかったわけじゃないので まあ下手クソでね。向いてないなと僕も思った。

でもそのちっとも上手くならない絵なり立体なりを 下手クソなまんまやめないんですよね。 気がつくとまた新しい紙にもそもそと なんだかわからないものを描いているわけです。

好きでもないのに。 それが不思議でね。

でも僕はそういう人が好きです。 自分自身にも説明できない理不尽な行動や癖が好きです。

Bildungsroman(ビルドゥングスローマン)という単語をご存知ですか。 日本語では教養小説と訳されますが、一人の人間が生まれ、 人格が形成されて大人になるまでを描いた小説形式を指すドイツ語です。 英語のジュブナイルも近い意味かもしれません。いや、あれは少年期だけを指す言葉か。

人間がどんな過程を経て人間になっていくのか、 そんなことに興味がある。

今年は、 重力に勝てずぐにゃぐにゃと不自然な方向に体をねじった ポーズをよく描いた。

まだ背筋を伸ばすことの出来ない、 その不安定さに相変わらず魅力を感じる。