シリーズ:青春ダイアローグ

モノローグでなく、ダイアローグを。

僕の苦手な空気。

全然つかめないこの感じ。

幸せとは、みたいなことは時々考えます。 その時によって思うことは違うので、 もちろんこれが幸せ、みたいなものはないんですが、

大学生活を思い出している時に やっぱり強く思うのは、

「いい言葉をくれる人」ではなく、 「よさげな言葉を断罪してくれる人」 が近くにいたことは、

まったくもって、シアワセと言うしかありません。

大人になればなるほど、その折々で出会った「大人」こそが 価値あるものだとわかります。

いつも一歩先を歩いていく人たちに追いつこうと、 背伸びをすることもまた、幸せな思い出です。

何でも話してよと言われて話してみると 後悔しかしない。

話して解決する内容なら話さなくても解決する。

僕たちはそんな捻れた価値観の下で 相手の存在をちょっとした触媒のように使いながら

一人でも二人でもなく 1.5人前くらいの距離をおいて さみしくなったり、 さみしくなくなったりを繰り返す。

どうにも恋人を名前で呼ぶのが苦手だった。 仲良くなればなるほど呼びにくくなった。

逆に「インディアン・デスロック」みたいな わけわかんないあだ名をつけると抵抗なく呼べるので 変な名前をつけて怒られたこともある。

「村木」にもそんな表現があるが、 僕は最後まで村木をハルカとは呼ばなかった。

僕は「わかりません」と言った。 僕も間違っていただろうか。