夕暮れ時、踏切のそばに立つショートカットの少女。

金曜夜のドローイング。

制服を着てカバンを持った、ショートヘアの少女。

木曜お昼のドローイング。

雨の中、壁に寄り添う眼鏡をかけた少女。

火曜夕方のドローイング。

自分たちの気持ちを信じられない弱さから段々綻びは大きくなる。弱い自分を自分自身で肯定することは必要だけれど、誰かに肯定された弱さでは強さにはならない。

ソファでくつろぎ、こちらを見つめるショートヘアの女性。

日曜夜のドローイング。

ナナさんはオズ先輩の友達で、派手な性格のお姉さんでしたが、話してみるとやっぱり派手なのは外へ向けての仮面で、鬱々とした日常を過ごしている地味なお姉さんでした。

みんな色々苦労してんだなとバカみたいなことを思いました。

夕暮れの海辺で、誰かと手を繋ぎながらこちらを見つめる少女。

土曜夜のドローイング。

わたくしたちは海のすぐ近くの出身です。高校生の頃は環境汚染で海水浴場が閉鎖され、時々油が浮いて変なにおいがする、あんまりロマンティックな場所ではなかった。

でもだからこそ人は少なく、わたくしはその汚い海とねばついた潮風の中で、早くここから抜け出したいと、そればかり考えていました。