ピカソ「人生」。
青の時代のピカソは絵を観るのが好きな中高生なら 必ず通過する作品群だ。
実物に接した回数は少ないけれど、 画集がすりきれるくらいには観た。
「人生の真理」「人間の真実」のような 生きるとは何かという問いが自然に浮かんでくる。
作品に対する小賢しい情報と知識が堆積し、 客観性なんていう退屈な武器を装備し始める季節になると自然に離れていく。 中学生が「人間失格」を読んで「これは自分のことだ」とのめりこむが、 高校生になって冷めるとバカにし始める。それと似ている。
僕はそういう態度がいつも気に食わない。 そうした大人的な冷笑への強い反抗心をもったまま 大した苦労もせずにここまで来てしまった。
でもそれを恥ずかしいこととは思っていない。
ただヌードを描くのも面白くないので せっかくだから昔心に残った美術作品を入れてみると、 これがまあ、楽しくって。全然関係ないけどね、裸と。
夜の12時に描き始める。 3時とか4時になる。このところ毎晩そんな感じで過ごしている。 日中、仕事がきつい。
でもそれよりも やりたいことをやらない方がずっときつい。





