連作:トオイヒビ

記憶に薄ついてどうしても忘れられない小さな美しい景色を、自分が老いてしまう前に描き留めておきたくて。

仲良くなってから言う言葉と 仲良くなりたくて言う言葉を 間違えてはいけない。

なんて、 間違えるよな。 そういう季節だから。

どうしても言葉で状況を全部説明したくなってしまうのも 絵から表現をスタートしたわけではない自分のクセかもしれないな。

説明せずに心に残ったことそのままを描くのも難しいし、 それを受け取る方もまた難しいと思う。

映像としてよく記憶している場面は真夜中が多い。 昼間はなにかしら考え事をしているので、いろんなことに気を取られて 目の前の風景を見ている余裕もなかったのだと思う。

光には柔らかい光と厳しい光がある。 昼間の陽射しは柔らかく、 夜の月光は厳しい。

厳しい光がいい。 人自身の底を覗き込むような、 そういう光がいい。

いつもの倍くらい時間をかけてみました。

War ihr Familienname “Hattori”? Ja. Habe ich das schon einmal geschrieben?