「逃亡。③」2016 .10.07遠く離れたオズ先輩を思い、自分の居場所を失ったと感じるハセガワ。夜の街を彷徨いながら、彼はどこへ行くべきか自問する。結局、ハセガワが足を運んだのは、アトリエからほど近いオズ先輩の職場だった。扉を開けると、そこには呆れながらも彼を迎え入れるオズ先輩の姿があり、二人の日常が再び交差する。僕は当時、深刻な分離不安に悩んでいた。とにかく知ってる人でも知らない人でも、誰かが自分から離れていくことに異常な恐怖を感じるのだ。普通であれば(同級生や恋人であれば)一発で嫌われるだろう。 そういう意味でもたくさん迷惑をかけた。この地を自ら離れ、上京した瞬間、たちどころに治った。 僕は甘えていた自分にやっと心から気づくことになる。「逃亡。②」