村木:SIDE B「⑫:拘束時間。」2017 .02.13ハセガワの肩に寄りかかって眠る村木の姿を描いた日常の一コマ。ハセガワは空腹やタバコ、課題、ピアノの練習などやりたいことが山積みだが、眠る村木を起こさないよう身動きを封じられている。一度起きそうになった村木が再び眠りにつく様子を見て、ハセガワは諦めて彼女を寝かせておくことに決める、微笑ましい場面である。僕は落ち着きがない。 何もしないでぼんやりしていることがことのほか苦手だ。 ちょっとでも時間が空くと、何かしていないと逆にストレスが溜まる。 こんな感じになった時、ちょっと起こしてしまえば済む話なのだけれど、 村木の寝顔を見ていると、とても起こす気にはなれなかった。今思うと、こうやって少しづつ僕の時間は間延びし、 生き急いで発狂せずにすむ、貴重な休憩時間だったのかもしれない。村木SIDE B青春ノンフィクションI.「村木。」本編