「最期のモラトリアム。」2017 .03.26 大学編 奥崎 #1ページ室内で奥崎がハセガワに対し、大学や就職について「今度こそちゃんとする」と言ったではないかと問い詰める。嘘をついたのかと怒りを露わにする奥崎に対し、ハセガワは眼鏡の奥で冷めた表情を浮かべ、「俺が?」「冗談でしょ」と心当たりのない様子で淡々と突き放す。二人の温度差が際立つ日常の一幕。思春期 日常室内で奥崎がハセガワに対し、大学や就職について「今度こそちゃんとする」と言ったではないかと問い詰める。嘘をついたのかと怒りを露わにする奥崎に対し、ハセガワは眼鏡の奥で冷めた表情を浮かべ、「俺が?」「冗談でしょ」と心当たりのない様子で淡々と突き放す。二人の温度差が際立つ日常の一幕。マキタに始まった僕のモラトリアムは、 村木や先輩を経て、奥崎ミチルで終了する。果たして僕の青春は、僕のモラトリアムは何だったか。「なんとなるさ」 で全てを先送りし、何も身に着けなかった、 それこそが僕のモラトリアムを貫いて流れる、根拠のない自信。なんとかなるさ、は何とかすることが出来た人間だけに許される言葉だ。