「真夜中の孤独。」2017 .04.06深夜、ハセガワは机に突っ伏し、自己の喪失感と死への願望を独白する。電話越しに他人の恋愛相談を淡々と聞き続ける日々。自分の本心を抑え込み、他人の悩みを受け止める器となることで、ハセガワは次第に本当に言いたいことが言えなくなっていく。窓辺に立つオズ先輩の姿と共に、深い孤独と精神的な疲弊が描かれている。夜中になるとTwitterにしろ何にしろ、 憂鬱で孤独なツイートが増える。僕自身も、夜中に絶望的に襲ってくるあの孤独感を知っているだけに、 そうした暗いツイートもわかる気がする。パソコンなどない時代の大学生である僕には 夜中の孤独を吐き出す場所がなかった。でもただただ蓄積していく憂鬱が、 今となってみれば何がしかの原動力だったのだと知る。言葉で気楽に吐き出さない方がいい。 それはきっと、君を薄っぺらい人間にしか育てない。