「僕。」②2017 .05.10洗面台の前で鏡を見つめるハセガワ。鏡の中には彼自身の姿ではなく、ショートカットで鋭い眼差しをしたマキタが映し出されている。ハセガワは顔に汗を浮かべ、悲痛な表情で鏡の中の像に触れようとしている。自己のアイデンティティや他者への思慕を想起させる、切なく静かな一場面である。表紙。ひどくなっていく譫妄、孤独、不安。