先輩は特に女扱いされるのが嫌いで(当時は)、 甘く見られてると感じると一瞬で冷たい態度に変わるので わかりやすいと言えばわかりやすかったかもしれない。

媚びたり甘えたりするのがすごく下手だったから、 やっぱり年上の人が好きだったんだろうと思う。

僕には色々と話をしてくれた。 それは僕が無害で何もできない、出来損ないの弟のような存在だったからだ。

先輩が「繊細なやつは嫌い」とか言うもんだから、 僕は真に受けてなんだか乱暴な人間のアピールをし、 やはり冷たい目で見られるのだった。