絵ってきっと子どもの頃は勢いだけで描くんだろうけど、物心ついてからは段々描く=考えるになっていく。
なんとなく芸術って自分の感性をさらけ出して心のままに…みたいなイメージがあるけれど、それは考えて考えた末に考えないという技術を習得するからで、そうでなければ子どもの絵が一番価値があるということになる。
わたくしも毎日考える。なにかしら起きている間考えている。それでも頭の容量の1000分の1も使ってない気がする。
考えている人の横顔をそれとなく眺めているのは好きだった。邪魔しないように。
でもわたくしの「考えている」には目的がない。次うまくいくようにこうしよう、という考えがない。
ただ心の中に何かが浮かんで消えていく。横顔を見ながらそんなことを考えていた。
