黒髪の人物が上半身裸で後ろを向く。

黒髪の少年が服を脱ぐシーン。

髪を乾かす日常の場面

こちらを見ているさみしい子

わたくしはまず田舎の古い家の長男で3つ下の妹がいたことから、かまわれるのは好きでなく、かまう方が好きである。

それは人間としての優しさから発せられているわけではなく、「こうでなければならない」という呪いのようなものから湧いてくる行動である。

わたくしは自分の行動で相手が喜んでいると思うことはあまりない。そういう意味では人の気持ちのわからない人間なんだろうと思う。

さみだれちゃんは待っててと言うと雨の中でも待っている。雨の中でもじっとこちらを見ている。

わたくしとさみだれちゃんと、どちらがまっとうで「正しい」人間なのか。

それを決めるのは常にわたくしとさみだれちゃんではない人間であり、その正しさには「今日は雨です」ほどの価値もない。