僕がこれで何より傷ついたのは、 僕は勝手にムロイを仲間だと思っていたからだ。 確かに性格は嫌いだったが。

ああ、結局俺ではダメなのだなと思った。 その、「俺がいてもなあ」というぼんやりとしたがっかり気分は、 この歳になってもまだずっと続いている。

だから僕は、僕を中心として人を集めるのは得意だが、 その輪に自分自身が入っていくことは苦手だ。