養老孟司先生は「都市は意味のあるもの以外ない」 というようなことをいつも述べている。

人間を中心にした、全てに意味をでっちあげた世界なのだ。 緑があるとか空気がきれいとか、そういう話ではなく、 僕たちはその意味に対して疲れ果てる。

余呉湖も有名な桜の観光地ではあり、 それなりに人もいるわけだが、 晩秋の辺りからはまるで人影がなくなった。

長く続く沈黙の間、 僕たちは自分たちから意味を排斥する。 こんな楽しい時間はないだろう。