「また朝になる。」2020 .09.07黒髪の少女が布団に横たわっているイラストだ。「学校はイヤだったがやめたら一枚も絵が描けなかった」という言葉が添えられている。ベッドの上で手を伸ばし、無表情のようにも見える。シンプルな線で構成されており、感情の揺れや葛藤を感じさせるビジュアルだ。ぐずぐずとまた朝になる。 眠くて仕方ないが、 眠ると妙な夢を見る。何が妙だったのかも思い出せない。ただ漠然と、 何かが違う、どうも違う気がする、 とだけ思い続ける夢を見る。–風 吹いてゐる 木 立ってゐる あゝ こんなよる 立ってゐるのね 木(中略)怖しさとは ゐることかしら ゐないことかしら――–先輩が一番最初にくれた手紙に書いてあった、 吉原幸子の「無題(ナンセンス)」という詩の世界に近い。雨がふってゐる。