この頃の杉ちゃんも僕と同じく、 より危ない方へ、よりダメな方へ吸い寄せられてしまうたちで、 自ら人の地雷を踏んで破滅することで、 ようやく息をしている自分を確認できる、 厄介で面倒な性格をしていた。
「本当の●●とは何か」
●●は愛でも恋でも人生でも何でもいいんですが、 結局最後は傷つくとわかっていて、 でも問わずに通り過ぎることは出来ない、 そういうある種の潔癖さをもって、
僕たちは何となくつながっていたと思う。
だから多分友だちとかではなく、 醜い部分だけを写す鏡のような存在として、 僕たちはお互いを必要とした。
