「僕が変わってゆく。」2020 .10.29横向きに座った少年が机にペンを持ったまま心地よさそうな表情をしているイラストだ。テキストには「コツコツと不機嫌にシャーペンを鳴らす癖さえ心地よかった」とあり、少年がペンを使っている時の音を楽しんでいる様子が表現されている。シンプルな線画とモノトーンの色調で、落ち着いた雰囲気が感じられる絵である。思春期には、 一瞬でそれまでの価値観がひっくり返るような経験をする。その自分の変わりように自分自身がついていけず、 不安になったりイライラしたりする。ある時唐突に自覚がやってくる。 ほんの何でもない、一人で自転車をこいで帰る時に、 はっと気がつく。 そういうことか、と気がつく。そうやって少しづつ、僕の世界は大きくなる。