「連鎖してゆく。」2020 .11.10 大学編 村木 #1ページ #シリーズ:にんげんのうた布団に横たわる女性と机で作業する男性のやり取りだ。女性はクラスの男子に誘われることを話題にし、冗談っぽくヤキモチを焼くか聞いている。男性は穏やかに返しつつも、女性が不安になると感じ取っている。女性は「ちゃんとやってよ」と念を押し、高校時代に真面目にやった結果、ひどい目に遭った過去をちらつかせつつ、矛盾した心情を示している。会話は軽妙だが、内面には複雑な感情が潜んでいる。切ない 思春期布団に横たわる女性と机で作業する男性のやり取りだ。女性はクラスの男子に誘われることを話題にし、冗談っぽくヤキモチを焼くか聞いている。男性は穏やかに返しつつも、女性が不安になると感じ取っている。女性は「ちゃんとやってよ」と念を押し、高校時代に真面目にやった結果、ひどい目に遭った過去をちらつかせつつ、矛盾した心情を示している。会話は軽妙だが、内面には複雑な感情が潜んでいる。もちろんこの「高校の時」は マキタやヨシダの話ということになる。僕は「経験が大事だ」なんて言う大人も、その言葉も 大嫌いで一つも言うことを聞きませんでしたが、激しく嫉妬し、自分でも何をしているのか、 何を言っているのかわからない、 あの一つ一つが、つまり経験であり、 確かにその経験は高校時代を終えても連鎖しつづけ、 僕自身を変えてゆく原動力となった。やっぱり時代や社会のせいするのは言い訳だと僕は思う。これを見ている君たちが 何をして君たちになったのか、 それが今、聞きたい。