「大学の庭で。」2020 .11.17若い女性が東京へ行く決意を固めたことがわかる。そのことを告げると、話し相手の人物はすでに大学を除籍されており、ここで言う「卒業」とは大学のことではないと説明する。そして自分が何を意味しているのか、理解できない人間にはわからなくて構わないと言う。この会話は大学の庭で行われている。僕を常に縛るのは 学校や社会の規則やモラルなどではない。人間なのだ。僕は常に人間に呪われている。 呪われて、幸せになっている。 呪われたいと願っている。呪いには、 自分では解けない呪いと 自分にしか解けない呪いがある。この呪いは 恋愛と言い換えてもよい。自分にしか解くことができない、 幸せな呪いだった。