大きな大学でしたので、 学生食堂はレストラン街のようにたくさんありましたが、

僕が愛用していたのは、 校舎から離れた、老朽化はなはだしい 別館の食堂でした。

ただだだっぴろくて、 ほとんど学生はいませんでした。

おしゃれに着飾って、 キラキラした同級生たちが校舎へ歩いていくのを見ながら、 僕はいつまでもそこで腐っていました。

6年間も腐っていたと考えると、 長い長い夢を見ていた気持ちがします。

今も僕は、そんな食堂が好きです。