「マキタ。」2020 .11.26フェンスにもたれかかりながら思い詰めた表情を見せる若い男性のイラストだ。彼は自分の思うようにはならない初恋の難しさを痛感しているようだ。背景には「世界は決して自分の思うようにはならないと刻みこまれるのが初恋。僕にとってそのマキタです」という言葉が書かれている。彼の表情には、一筋縄ではいかない恋愛の現実を受け入れる切なさと複雑な感情が漂っている。マキタは僕の描く登場人物の中でもあまり人気がありません。 思い入れが強くて、かわいらしく美化して描けないからだと思います。一番描いた枚数は多いんですけどね。ちょいとやれば僕に出来ないことなどない、と 内心万能感で満ちた子供の僕の世界に、めっためたに穴を開けて世界に風を通してくれたのが、 マキタです。それが初恋というものだと思います。 そりゃあ忘れられません。忘れる必要もありません。