「味。」2020 .11.26ある女性が「俺おでんダメ」と言う男性におでんをすすめる。彼は「まぁまぁ食べてみ」と渋々受け入れて食べるが、美味しいと言う。数年後、別の女性がおでんを食べて「超おいしー」と感激する。「味」の思い出はいつもちょっと後ろめたいと語られる。なんでもかんでも思春期の恋愛と結びつけて考えるのも どうかとは思うけれど、極端な偏食だった僕が、 180度反転して急にグルメ気取りになったのも、 こうしたちょっとしたことがきっかけだったと思う。色んなところに思い出は残る。そして僕がここにいる。