目の前で人が狂っていくのを見ていた。 怖かったのと同時に、ちょっと羨ましく思ったことも覚えている。

もう人を指して「狂っている!」と言うことは出来ない。 自分が狂っているのかいないのか、 自分でもわからなくなってしまったからだ。