僕が高校生活の中で最も恥ずかしかったのが、 マキタが欲しがっていた大きなぬいぐるみを 黙って買ってきた上、本人には言えずオータニに 代わりに渡してもらった、という出来事だ。

どうだろう、17歳としても かなり幼い行動かもしれない。

今でこそ何がだめだったか理解しているが、 当時はそんなちょっと考えればわかる理性さえ、 はたらかなかった。

でもきっとこうやって自分で傷つかなければ、 僕は今でも相手の都合を考えずに 自分のしたいことをし、 見返りがなければ落ち込む、という バカのままだったろう。