築何十年なのかもわからない、 当時でさえ幽霊屋敷のようなサークル棟の、 最上階に位置するアトリエは、 夜とても絵なんて描いてられる気温じゃなかった。

暖房は足元に置く、 小さな独り用の電気ヒーターのみ。

それでも僕はこのままでよかった。 先輩と並んで描ける、このままがよかった。