「君のためを思って言ってるんですよ」 「君のこと、わかる気がする」 「その生き方もアリかな。」 「ちょっと一旦落ち着こ?」

そうやって風が吹く。 どうでもいい風だ。 ねっとりと粘りつく、 なまあたたかい風だ。

みな風が吹く方向を向いて 逆らったり流されてみたり。

いらなかったんだ。 そんな風なんて。

君自身には、 いつだって風が吹かない。