「17歳たち。」2021 .06.12真面目であることが良いことだと信じていた少年は、自らの信念が人を傷つけることに気付かなかった。それを自覚するのは罰を受けるまでだった。周囲への配慮を欠いたまま過ごしてきたことで、他人にどれだけの傷を与えてしまったのか、少年は初めて考えるようになった。無邪気な信念が人を深く傷つけることもあるのだという認識を、彼はようやく手に入れることになった。大人になる前に受けた罰、つまり重い罪悪感は、 必ず自分自身で乗り越えることができる。でもその根拠は、 僕がそうだったから、 としか言えない。