「夕暮れの美術室。」2021 .06.13美術室で一人の少女がキャンバスに向かって立っている。彼女は振り返りながら少し不満気に「なあ、これ私やろ」と呟く。背景には描かれた石膏像や絵画が並び、教室らしい雰囲気を醸し出している。少女は制服を着ており、学びの場としての美術室の一瞬を切り取ったような情景である。卒業から30年が経った。思い出の時系列はあいまいとなり、 僕にとって大事な記憶だけが 映画のワンシーンのように鮮烈に残る。君を描いているのを知られて 嫌われるのが怖かった。でも心のどこかでは 知って欲しかったんだ。いつも。