「電話。」2021 .07.11ある夜、主人公は誰かに電話をかけたい衝動に駆られるが、時間が遅いことを理由に思いとどまる。しかし気持ちは収まらず、外で頭を冷やそうとする。結局、電話をかけてみると、相手は起きていた。「用がなければ切る」という相手に、沈黙する主人公。しかし相手はその様子を察し、「泣いてるの?」と問いかける。僕はこの時、 「先輩に気持ち悪いと思われるかも」とは思ったが、 「誰かに、人に、友人に」気持ち悪いと思われるかも、 とは一切思っていない。時代が違う、なんて一言で切り捨てるなら、 一番変わったのはそこだろう。