「場所。」2021 .11.05女性がドアの前で膝をつき、頭をドアにつけている絵だ。彼女はこぶしをドアに当て、何かを我慢しているように見える。テキストでは、「我慢しなくていい」と誰かが叫ぶほど、逆に我慢しなければと思ってしまうという内面的な葛藤が描かれている。限界を感じつつも、自分を押さえ込む心情が伝わってくる場面だ。「我慢しなくていいよ」「逃げていいよ」と大声で叫ぶと、 その声は「今は我慢が必要で逃げてはいけない人間」に届く。大声はいつだって必要な人間には届かない。