なんとなく「星空はロマンティックで美しいもの」と思っていた。

雲より遥か上空の4500m地点の、 人間どころか生き物の気配の全くない世界で たった一人空を見上げると、 それはとても怖かった。

あの息苦しい、のどの奥に何かがせり上がる感覚は 絵でも言葉でも上手く説明できない。

僕はだから 自然に対して感じるロマンや美意識を あまり信用できない。