大学の頃はみな自分の小さなことで大騒ぎしていたのに、 30を超えると途端に青春とか恋愛とかくだらない、 そんなことを言っている場合ではないと否定する。

小さなことからより大きな視点にものの見方が移った、 それが成長なのだと大上段から言えばそうかもしれない。

僕はそういうのがどうしても嫌だった。 思春期だったり青春だったり、言葉はどうでもいいけれど、 それを「通過点」のように扱う考え方が好きになれなかった。

僕は過去の僕と少しも断絶していない。 それは通過点ではなくその全てが僕自身である。