「哀しい音を出して」と問うた時に、 反応は様々で、顔まで悲しくなる感受性の強い子、 いらいらする子、何もしない子、色々いますが、 その色々が人間ぽくて見てて楽しいんでピアノを教えたりしていました。
あんまりバイエルとかショパンとか教えたことないです。
僕は「悲しい音」と言われた時に 最初から「自分の悲しい音」を出して 人に伝えようとする方の子供でした。 妹はきょとんとする方で、その違いはどこから生まれてくるんだろうと いつも疑問でね。
絵や音楽というのは 僕にとっては言葉よりもずっと直接的に 自分の中にあるものを外に出せる手段だったわけです。

