「しあわせの時間⑪ 。」[ジブンガタリ-708]2017 .09.25冬の屋外で、ヨシダはハセガワがマキタを意識していたことを見抜いていると告げる。ハセガワの投げやりな返答にヨシダは困惑するが、改めて自分を見てほしいとやり直しを提案する。ハセガワは自身の欲望にのみ誠実であったと回想し、ポエムのような会話を嫌う冷ややかな内面を独白している。ポエム(詩)の使いみちは、 ・愚痴 ・不特定多数への意思表示 ・欲望の完遂 のみに使われるべきで、 ロマンティックな気分のまま、 自分しか理解できないポエムで直接話しかけてくる人間は ひとりよがりで鬱陶しく、嫌いでした。そう思うと、愁嘆場に居合わせた僕の言葉は なおさら即物的で、倫理もへったくれもなく、素朴だったと思います。