「最後の最後で善人になろうとする。」 2016 .06.13 壁に背を預け、床に座り込むマキタ。その表情は暗く、どこか諦めたような憂鬱さを湛えている。足元には手紙が二通落ちており、傍らには、土壇場で善人になろうとする人間の身勝手さを自嘲するような言葉が添えられている。切なさと後悔が入り混じる、静かで重苦しい空気感の漂う一場面である。